シェフの声：リストランテ Fontana　小川 祐樹 料理長

とにかく香りが素晴らしい！　香りがガツンと来た後、鼻を抜ける際に、ちょっとした苦味と軽い辛みが後を追ってやってくる。「鼻腔が嬉しくなるオイル」ですね！
僕の代名詞となる一品で、コース料理の最初にお出しするアミューズの「フォンタナ・カプレーゼ」にはバジェスルしか使いません。その他にも、コースの最初の方で、生のものに使うようにしています。なぜなら、この香りとほのかな苦味を、お客様の感覚がフレッシュなうちにまずは感じて欲しいからです。
当たり前の感じで表現するなら、「素材をすごく生かすオイル」。汎用性が高いので、ドレッシングでも、そのままでも、温かいものにかけても何にでも使える。
香りが素晴らしいのでデザートにも使えます。